チェファルのの中心部は車の入場が制限された石畳の細い路地が入り組んでいて、古い街の風情を感じられます。その中でシンボルになっているのが街で一番高いこちらの大聖堂。12世紀にノルマン王のルッジェーロ2世が建てたものだとか。建築にあたっては逸話があり、件の王がイタリア本土への遠征の帰りに嵐にあった際、生きて帰れたら最初に上陸した地点に大聖堂を建てると神に祈ったのだとか。
建築にあたっては西欧だけでなく、アラブ、オリエントの技術が用いられたそうで、きんいろのモザイクを用いて描かれたキリスト像などにその技術があるのだとか。諸民族が覇権を奪い合いつつも共存していた当時のシチリアの面白さが見て取れます。
石畳の街と猫。
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